桃尻娘と気狂いピエロ

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約60年前の話。初めて給料をもらった娘に物陰からぬっと現れた父親が一言 「なあマリコ、ケーキおごってくれんか。甘いものが食べたい…」そこから始まったこの二人の秘密のデートは娘の結婚まで毎月続いた・・・

Date2016/01/18 19:00 View161 コメントまだありません

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スクリーンショット(2016-01-18 13.25.33)

635:名無しさん@おーぷん 2015/05/24(日)19:24:10
2-1 父と娘が「墓場まで持っていった黒い話」!
昔のことなので、説明が多くてごめんよ。

約60年前。太平洋戦争が終わったのが70年前だから、
まだ日本中が貧しくて、食べていくのが精いっぱいだった時代。
マリコ(仮名)が学校を卒業して、就職した。
マリコは長女で、食べ盛りの妹弟がいっぱいいる。
自分が就職したら家にお金を入れて、両親にも一息つかせてあげられる。

待望の給料日。お金の入った封筒を大事にバッグに入れて(昔の給料は手渡し)、
会社を出ると、物陰から父親がぬっとあらわれた。
今も昔も、ろくでなしの父親が子供の給料を巻き上げていく話はよくある。
マリコもそれかと思って身構えたが、自分の父親は真面目な勤め人で、
酒も賭け事もしない。
父親はもじもじしながら一言。
「なあマリコ、ケーキおごってくれんか」
ズコーとなるマリコ。

子沢山の家で、父親の稼ぎは全額生活費。息抜きに使えるお金は一円もない。
そして、お酒も当時流行していたマージャンもやらない=社会人としてダメ、
という世間の風潮で、職場で友達もいない。
せめて甘いものが食べたい……というわけで、マリコにたかりに来たのだった。
父と娘は生まれて初めて喫茶店に入り、差し向かいでショートケーキ
(昔はケーキというとシュークリームかショートケーキの二択)
とコーヒーをいただいた。

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